ドイツ脱原発完了 再エネ加速、安定供給に課題
ドイツで15日、最後の原子炉3基が発電のための運転を停止し、東京電力福島第1原発事故を受けて決めた脱原発が完了した。政府は今後、風力や太陽光など再生可能エネルギーの拡大を加速する方針だが、安定供給の維持が課題となる。
当初は2022年末の予定だったが、ロシアのウクライナ侵攻に伴うエネルギーの価格高騰や供給不安に直面し先送りした。運転延長を求める声が高まっていたが、政府は事故のリスクや放射性廃棄物の問題を重視し約60年に及ぶ原発利用に終止符を打った。
昨年の総発電量に占める再生エネの割合は約46%で、原子力は約6%。
ドイツでは02年に全原発の運転を22年ごろまでに停止する法律が成立。メルケル前政権が10年に先送りを決めたが、11年の福島の事故を受け、22年末までの脱原発の完了を決定した。(共同)
https://www.sankei.com/article/20230416-7VDDZWOEF5LRDI7RCAC46PZAX4/
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European Coal and Steel Community(ECSC)
1958年 欧州原子力共同体
European Atomic Energy Community(EAEC)
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European Economic Community(EEC)
1967年 欧州共同体
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1993年 欧州連合
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