Androidタブ+ドック=スマートディスプレイは“二重人格”ながらも思った以上に便利だった

ITmedia PC USERによりますと、

前回の記事では、レノボのAndroidタブレット
「Lenovo Smart Tab P10 with Amazon Alexa」
について全体像を見てきましたが、
今回はAmazon Alexaを使った
スマートディスプレイとしての
側面を見ていくそうです。

タブレットを分離させて使用可能、Echo Showと違って威圧感なし?

Alexaデバイスとしての使い方は、
Amazonの液晶ディスプレイ付きデバイス
「Echo Show」などと全く同じです。
「アレクサ、○○して」と呼びかけると、
タブレットの下端が青く光り、
音声コマンドに合った操作を実行してくれるます。
音声認識の感度も、
他のAlexaデバイスとの差を感じません。

天気予報やタイマー、
音楽再生などの機能が使えるのはもちろんのこと、
ネットワーク内にスマートリモコンがあれば、
家電の操作も行えます。
あらゆる機能をチェックしたわけではありませんが、
筆者が普段使っている機能をざっと試した限りでは、
とくに制限はないように感じました。

Alexaに呼び掛けた時には、Echo Showと同様にタブレットの下端が青く光る
天気予報やタイマー、音楽再生、スマートリモコンと連携しての家電操作など、
筆者が普段使っている機能をざっと試した限りでは、とくに制限はないようだ

さて、
本製品とEcho Showをしばらく使い比べると、
本製品にはいくつものメリットがあることに気付かされます。

1つは何といっても、
分離させたタブレット部を単体で利用できることです。
Echo Showの場合、完全な据置仕様であるため、
手に持って使うことは不可能です(重量も約1755gある)。
その点、本製品はタブレット部分を自由な姿勢で使え、
ドックに立てておけば邪魔にもならず、
充電も行えるなど利便性も高いです。

Echo Show(左)と並べたところ。フォルム自体は酷似している
本製品はタブレット部を分離させて使えるのが大きな利点だ

タブレット部がFire OSではなく、
Androidであることもポイントが高いです。
これはつまり、
Android用のアプリが普通に使えることを意味します。
筆者は普段、
タブレットで外部チューナーを組み合わせて
テレビを視聴していますが、
Fireタブレット向けにはアプリが提供されておらず
視聴できない。Echo Showでも同様です。

しかしAndroidであれば視聴アプリが用意されているため、
本製品のタブレット部をドックに立てた状態で、
外部チューナーと組み合わせてテレビの視聴を行えますし、
その他の動画配信サービスなども自由に使えます。
動画視聴中もAlexaはきちんと反応するので、
その間はスマートスピーカーとしての機能が
使えないといったこともありません。

Showモードを手動で解除して、
Androidタブレットをドックに立てた状態にすることもできる
ドックは動画を視聴するためのスタンドとしても重宝する

室内への設置時に、
Echo Showのような威圧感がないのも
隠れたポイントでしょう。
実は正面から見たサイズはEcho Showよりも
本製品の方が大きいのだが、
ディスプレイ部がスリム、
かつ奥行きがないことから、
設置した時に圧迫感を感じません。
Echo Showの存在感がどうにも
気になる人にとってはよい選択肢となるでしょう。

横から見た状態の比較。Echo Show(左)はCRTディスプレイ、
本製品(右)は液晶ディスプレイといったところだろうか

ウェイクワードが「Alexa」で固定されている点は要注意

一方で弱点もあります。
1つはタッチ操作がしづらいことだ。
本製品はタブレットを深くまで差し込んで
背面から支えているわけではなく、
支えの部分がかなり浅いため、
タップのたびに接点部分が“しなる”ことになります。
後方に倒れることはないにせよ、
あまり強度があるようには見えません。
Showモードでの音声操作が多ければ問題ないが、
タブレットモードでの利用が多い場合は
注意すべきでしょう。

真横から見た状態。転倒するような心配はまずない
ドック部にタブレットを乗せているだけなので、
画面をタッチするたびに後ろにしなるのは気になるところだ

Showモードへの自動切り替えは、
Bluetoothがオンになっている必要があるのですが、
何度かに1度の割合で失敗することがあります。
もう1度やり直せばたいていは
正常な状態に復帰しますが、
一体型ゆえこうした問題が起こらない
Echo Showと比較して、多少なりとも気を使います。
うまく切り替わる場合もタイムラグがあり、
もう少し短くできればと思わなくもありませんが、
Bluetoothを使っている以上、
限界があるのかもしれません。

なお、これは本製品以外のサードパーティー製
Alexa互換スピーカーにも共通した特徴ですが、
ウェイクワードが「Alexa」で固定されており、
それ以外の名前、例えば「Echo」「Amazon」
などに変更できません。
部屋に複数台のAlexaデバイスがあり、
用途によって役割を分けている場合は、
困ることもあるでしょう。

これ以外にも、
Echo Showにあるいくつかの設定項目が、
本製品では省かれています。
詳しく見ていくと、
BluetoothなどAndroid側で行う設定であるがゆえに
省かれていたり、
アラーム音の調整やカスタマイズのように
スマートフォンのAlexaアプリから
設定できたりする場合もあり、
実際にはそれほど影響はありません。
ただ、前述のウェイクワードの変更機能は、
個人的にはかなり致命的な印象です。

タブレットの設定画面で「Alexa」をタップすると、
Alexaの設定画面が表示される
Alexaの設定画面。Echo Showとそっくりだが、
中を見ていくと項目の一部が省略されている場合が多い
デバイスオプションの画面。
Echo Showではここにウェイクワードを選択する項目があるが本製品にはない
サウンドの画面。メディアやアラーム、
タイマーなどの音量調整やイコライザーの項目などが省かれている
一部の項目は、
スマホのAlexaアプリ側から
設定できる場合がある

ちなみに、使っているうちに気がついたのが、
本製品で音楽を再生していると、
音楽のボリュームが一時的に
小さくなることがあります。
どうやらAndroid上のメールアプリが
メールを受信した際に、通知音が聞こえるよう、
一時的に音を絞る仕組みになっているらしいです。
見た目の画面はEcho Showとそっくりでも、
バックグラウンドではAndroidが動いているがゆえの
症状と言えそうです。

価格もリーズナブルでパーソナルユースに向いた製品

本製品は、
Androidのフォームファクターの上に
Alexaが乗っているため、
両方の挙動が混在しています。
いわば二重人格のようなもので、
9割はどちらか一方の挙動なのですが、
折に触れてもう一方のフォームファクタの挙動が
顔を出すことがあり、
その挙動がいまひとつ予測できません。
Echo Showのように画面を下にスワイプして
設定画面を表示しようと思ったら、
Androidの通知領域が表示されるなど、
操作方法自体がバッティングしている場合もあります。

ただし、
このあたりは使い込んでいくと追々慣れてくるはずで、
トータルではあまり問題にならないでしょう。
むしろ、
通常は画面付きのスマートスピーカーとして使い、
必要に応じてタブレットとしても使える利便性の高さは、
それらのデメリットを打ち消すだけの魅力があります。

そもそも、
家庭内に設置されているスマートスピーカーは、
自宅に誰もいない間は待機状態になってしまいます。
特に家族と共用していない場合は、
全くの宝の持ち腐れです。
その点、
日中もタブレットとして持ち歩くことができれば、
終日にわたって効率的な活用が可能になります。
本製品は、そうしたニーズにはピッタリです。

言い換えれば、
家族で共用することを考えているのであれば、
本製品の利用スタイルはフィットしない
可能性があります。
誰かがタブレットとして使用している間は、
実質的にスマートスピーカーとして
使えなくなってしまうからです。
パーソナルユースに向いた製品、
と言ってしまっていいでしょう。

もう1つの大きなメリットは価格で、
前回の記事で述べたように、
本製品のタブレット部分を単体で買うのに比べて
プラス約3千円(税込み3万2270円)で
入手できるのは、ちょっとした驚きです。
これで5万円前後といわれると少々ためらいますが、
3万円台前半とリーズナブルです。
Echo Show(2万7980円)にプラス約5千円程度
ということを考えても、買い得感は高いです。

そもそも、
画面付きのスマートスピーカーは
今後市場に受け入れられていくか
まだ不透明なところもあり、
そういった意味でタブレットとしても
使える本製品は、“つぶしがきく”製品といえます。
ウェイクワードが変更できないなど、
Echo Showでは使える一部の機能がない点さえ
許容できれば、パーソナルユースに向いた
Alexaデバイスとしてお勧めしたいです。

縦向きでの利用ももちろん可能だ。
ちなみに縦位置に固定していても、
ドックに取り付けると画面は自動的に横向きになる
ベースになった「Lenovo Tab P10」向けのサードパーティー製保護カバーなど、
アクセサリーもそのまま流用できる

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引用元:https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1904/10/news023.html

まとめ

両方とも、
メリット、デメリットがあるので、
使用する人の環境に合わせて選びたいですね。

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