セキュリティ対策や運用管理に適したChromebookのビジネス活用

新型コロナウイルスが世界を襲ってから、
すでに1年半以上が経過しました。
その間に、
コロナ禍前のワークスタイルに戻そうとする反動があるものの、
アフターコロナを見据えた新たなワークスタイルに
取り組む動きも加速しているそうです。
そんなニューノーマル時代に求められる
ワークスタイルを追うのが本連載です。
本連載では昨今、
需要の高まるChromebookをテーマに、
ビジネス分野での活用方法について取り上げていきます。
日本では、
文教市場を中心に広がりを見せるChromebookですが、
ニューノーマル時代では
ビジネス分野での活用も期待できるといいます。
Chromebookの魅力を探っていきましょう。

新時代のChromeブラウザー端末

Chromebookを一言で表現するならば、
WebブラウザーのChromeを使うためのモバイルデバイスです。
Chrome OSという専用のOSを搭載し、
最新版のChromeが快適に動作するように設計されています。
10年前に米国で誕生した当時は、
クラムシェル型のノートブックのみのラインアップでしたが、
最近ではキックスタンド付きのタブレット型や
ディスプレイが360度回転する2in1型など、
バリエーションも増えてきました。
基本的な設計がWindows用PCと大差ないので、
メーカーとしてもWindows用に開発したデバイスを大きく変更せずに、
製品化できる利点があります。

ChromebookがWindows PCと異なる点の一つは、
キーボードのレイアウトです。
Chromebookにはファンクションキーの代わりに、
Webブラウザーの[進む]や[戻る]、
[更新]などの機能に該当するキーがあります。
例えば、
Windows PCでは、
EdgeやChromeを使う場合に、
F5キーやCtrl+F5キーでページの[更新]などを行いますが、
Chromebookでは固有の更新キーを押下すれば簡単に実行できるのです。
また、
Windows PCにはない「検索キー」が割り当てられています。
Chromebook的には、
「Everythingボタン」と呼びます。
Webの検索はもちろんですが、
ファイルやアプリも探し出せます。
検索のGoogleが設計したキーボードらしい存在感があります。

ちなみに、
日本語入力の操作はWindows PCよりもMacに近い。
スペースバーの左右にある[英数]と[かな]キーで、
日本語と英数文字を切り替えます。
最近では、
マイクロソフトもSurfaceの一部モデルで、
同様のキーレイアウトを採用していますが、
Macも含めて今後の日本語キーボードは、
この[英数]と[かな]キーが標準になっていくと考えられます。
こうしたキーボードの細かい違いを除けば、
ChromebookはWindows PCからも容易に乗り換えられる
Chrome専用デバイスと言えます。

OSの自動更新でマルウェアに強い

Chromebookをビジネスで活用する最大のメリットは、
なんといってもセキュリティ対策にあります。
それが、
Chrome OSの自動アップデートです。
インターネットに接続している間に、
Chrome OSは自動アップデートを行うことで、
常に最新の状態に保つことができます。
OSの脆弱性を悪用するマルウェアに強く、
新たにエンドポイントセキュリティ製品を追加する必要がありません。
また、
Chrome OSで実行されるソフトウェアは、
それぞれサンドボックス化されています。
仮に一部がマルウェアに感染しても、
ほかのソフトウェアに影響が及ぶことはありません。

万が一、
動作が不安定になった場合は、
デバイスを完全に工場出荷時の設定にリセットできる
「Powerwash」機能を利用すればいいです。
リセット操作は簡単なので、
管理者の手を煩わせることなく対応が可能です。
デバイスごとに年額50米ドル
(※価格は地域や販売パートナーによって異なる場合があります)で、
「Chrome Enterprise Upgrade」も利用できます。
Chrome Enterprise Upgradeは、
モバイルデバイスの遠隔管理や保護に対応した管理サービスです。
リモートでのデータ削除やシングルサインオンの対応、
年中無休のIT管理サポートなどが用意されています。
Active Directoryとの統合を必要とする企業には、
ほぼ必須のサービスとなります。

約300%の投資収益率が得られる

Googleの試算によれば、
Chromebookの導入によって、
295%の投資収益率が期待できるといいます。
また、
利用者が1週間で削減できる作業時間は3時間に及びます。
こうした効果が期待できる理由は、
ChromebookがChromeブラウザーに特化した設計になっているからです。
旧来からあるOSの多くは、
多種多様なアプリケーションを実行するための基盤であり、
そのために各種デバイスの制御と管理を行ってきました。
レガシーOSにとって、
インターネットへの接続や
Webブラウザーによるクラウドサービスの利用などは、
数ある機能の中の一つでしかありません。
こうした汎用性が、
反対に標的型攻撃、
さらにはマルウェアにとって、
格好の攻撃対象となっています。

それに対して、
Chromebookは、
WordやExcelなどのアプリケーションは動作しません。
Android互換により、
スマートフォン用のアプリはインストールできますが、
WindowsやmacOSのような
ローカルでのフルサポート機能は利用できません。
その代わりに、
Google Workspaceのドライブや
ドキュメントにスプレッドシートを利用します。
Microsoft 365もクラウド版であれば利用できません。
基本的には、
ほとんどのアプリケーションをクラウドサービスとして利用するので、
マルウェアに感染するリスクはかなり低い。
こうした理由から、
テレワークが進むニューノーマル時代においては、
クラウドベースの新ブラウザー端末として、
Chromebookをビジネスに導入するケースが増えています。

Chromebookをニューワーキングの秘密兵器として活用できるかどうかは、
ハードウェアの性能差よりも、
その企業がどれだけデジタルトランスフォーメーション(DX)
本気で取り組んでいるかにかかっています。
先に書いたように、
Chromebookの基本はWebブラウザーのChromeによる
クラウドサービス利用にあります。
そのため、
社内システムがオンプレミスのままでは、
Chromebookによる業務移管が実現できません。
裏技としては、
仮想デスクトップなどを組み合わせて、
VPNアクセスした社内システムを使う方法もありますが、
それでは働き方を支えるためのDXにはつながりません。
オフィスやビジネスチャットなど、
情報系システムのクラウドサービス移管はもちろんですが、
バックオフィス系アプリのクラウドまたは
ハイブリッド対応は必須となります。
初期投資はかかりますが、
それだけの投資をしてChromebookが活用できる
クラウドIT基盤を整える価値はあります。
アフターコロナで勝ち残れる企業の強靭な
ニューワーキングのためのDXにつながるはずです。

引用元:https://swri.jp/article/916

まとめ

この記事では、
『Chromebook』の基本的な使用感や、
ビジネスで取り入れることへのメリットが書いてありました。
僕がこのブログを書いているのも『Chromebook』です。
クラウドベースなのでサクサクと動きますよ。

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