Engadget 日本版によりますと、
Nintendo Switchをハックする様々な試みが伝えられているなか、
次期Android「Q」の初期ビルドを移植して動作させることに成功した
とする動画が公開されているそうです。
スイッチに搭載されたプロセッサTegra X1は、
ARMの64bit CPUオクタコアとNVIDIAのMaxwell GPUという構成。
つまり「強力なARMベースのタブレット」としてAndroid移植も可能と
予想されていましたが、大きな一歩が踏み出されたようです。
ことの始まりは、2月12日にスイッチ用のRetroArch
(複数ゲームハードのエミュレータを一つに統合したフリーソフト)
移植に参加している開発者natinusala氏がTwitterに投稿した、
スイッチでAndroidを起動しようとしている1枚の写真から。
当時はロゴ表示が精一杯で、先は長いと見られていました。
それから、わずか2週間弱。
開発者のMax Keller氏はBilly Laws氏と共同で作業した成果として、
Android Qが動作しているスイッチのビデオを公開したしだいです。
このAndroid移植版では、
フレームバッファ出力もタッチスクリーンも正常に機能しており、
設定画面ではWi-FiとBluetoothがサポートされていることや、
「Android Q」のOSバージョンも確認できます。
Wi-Fiが有効である証拠としてWebブラウザもGoogleにアクセスできており、
Bボタンで前画面に戻っていることからJoy-Con機能サポートも
うかがえます(他のボタンやジョイスティックは不明)。
もっとも、Max Keller氏によればGPUアクセラレーションは
機能していないため(適切なGPUドライバがない)、
パフォーマンスはそれほど良くないとのこと。
まだオーディオ出力やUSBポートもサポートされておらず、
完成に至るまでにはクリアすべき課題が多いようです。
しかし、完成したあかつきには、幅広い応用範囲が想定できるはず。
制約の少ないWebブラウザやSNSアプリ、
何よりAndroidアプリを操作性にすぐれたJoy-Conで遊べるようになるなど。
改造されたスイッチは任天堂サーバーを利用できなくなる可能性もありますが、
「ゲームを遊びやすく設計された任天堂ハードと膨大な量のAndroidアプリ」
という組み合わせはとても魅力的です。
著作権などを侵害せず合法的に楽しむ用途として、
2台目のスイッチが欲しくなるかもしれません。
感想
これは凄いですね!任天堂さんもびっくりだと思います。
まさか、Nintendo SwitchがAndroidになるなんて・・・
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