クアルコムのアモン社長が語る「5G」カバーエリアを拡大できる期待の技術「DSS」とは

ケータイ Watchによりますと、

3日(現地時間)、
米国マウイでクアルコムのイベント
「Snapdragon Tech Summit」
が開幕したそうです。

アモン氏

スマートフォン向けのチップセットである
Snapdragonシリーズ最新製品が
発表される一方、
クアルコム社長の
クリスティアーノ・アモン氏からは、
グローバルにおける5Gの最新動向が
紹介されました。

5G、世界では40以上のキャリアでサービス

数年前、
「2020年が5G元年になる」
と目されていましたが、
実際は2019年から世界各地で
5Gサービスが開始されています。
初陣を競った米国や韓国はもちろん、
中国、欧州、中東、豪州でも
5Gサービスが登場。

現時点での世界での5G導入状況
欧州の状況
中東~アジアの状況

アモン氏が示した資料では、
40以上の通信事業者で
既に5Gサービスが提供されており、
5Gへの投資を進めているのは
世界109カ国325以上の事業者におよびます。

2020年に予想される状況

アモン氏は、
6GHz帯以下(サブ6)の周波数と、
これまで携帯電話向けでは
活用されてこなかった高い周波数である
ミリ波の組み合わせで、
サービスがグローバルに展開されていると解説。
スマートフォンだけではない、
さまざまな産業での活用が進むと指摘しました。

サブ6とミリ波で
エリア構築が進む現在の5G
現在の5Gのスペック
各国の5G周波数/方式と
導入時期の状況

エリアカバーを劇的に広げる可能性をもたらす「DSS」

ここであらためて
注目しておきたい技術があります。
それは「DSS
(ダイナミック スペクトラム シェアリング)」。
2019年7月末の決算説明会の中で触れられ、
その後、
9月に米サンディエゴで開催された
同社イベントでも紹介された技術です。

段階的に5Gの導入を進めるコンセプト

直訳すれば“動的周波数共有”
といった意味になるDSSは、
ひとつの周波数を、
時間ごとに「今は4G」
「次のタイミングでは5G」
と柔軟に切り替える仕組みです。

3日に発表された「Snapdragon 865/765」
ではDSSがサポートされており、
2020年に登場するスマートフォンで
搭載されていく見込みです。

もし通信事業者がDSSへ対応すれば、
たとえば4G用に使ってきた800MHz帯など、
低い周波数を5Gのエリア構築に
活用できる可能性があります。
ただ、
そうした仕掛けを実現するには、
技術的な側面だけではなく、
法制度上でも課題は少なくありません。
クアルコムによれば、
日本国内ではDSSに関する議論は
まだスタートしていないとのことで、
少し未来の技術と言えます。

ただ、
それでも高い周波数だけに限られる
現在の5G用周波数と比べれば、
サービスエリアを
格段に広げやすいと見られます。

広いエリアをカバーするための周波数は、
一般的に広帯域にすることは難しく、
高い周波数ほどの超高速性能は
実現しづらくなりますが、
そうしたトレードオフを踏まえても、
クアルコムでは将来的に
5Gへの全面的な移行を見据え
「DSSは非常に重要」(アモン氏)と指摘。

エリクソンや米国の通信事業者である
ベライゾン(Verizon)と協力して
導入を進めているとのことで、
3日の講演の中で、
ライブデモンストレーションを披露しました。

ライブデモ

引用元:https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/special/5greport/1222484.html

まとめ

この記事にある新しい技術、『DSS』。
5G移行に必要な技術だと思いますが、
法律の関係もあるようで、
DSSに関する議論がスタートしていないとのこと。
こういったことで、
日本が遅れる原因の一つでもありますね・・・
早く議論をしてほしいものです・・・

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